そこ見てるの?スゴイ販売員の技がこれだ!

お客様を瞬時に見抜き

お客様は何を求めているのか?

スゴイ販売員はどこを見て判断している?

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全ての百貨店にスゴイ販売員がいるわけではない!

スゴ腕の販売員はお客様を瞬時に観察し、お客様とコミュニケーションを取りながら、販売につなげているかについてお話ししましたが、そのようなスゴイ販売員はどこの百貨店にもいる訳ではありません。

15年ほど、このような百貨店での販売に携わる仕事をしていますが、私が知っているレジェンド級の販売員は2名、たったの2名だけです。

一人目はどんな販売員だったのかというと、年配の女性でした。



例えるとチョウチンアンコウ?

スゴイ販売員の一人目は私が勝手にあだ名をつけていましたが、チョウチンアンコウさんです。

チョウチンアンコウさんは、その名の通り少しライトを照らして、店に近づいてきたお客さんを自分の物にするそんなスゴイ販売員でした。

年齢は65歳は超えていて、いつも売り場で呼び込みしているのですが、その売り場は少し狭い通路でお客様の流れもそれほどない場所にありました。

しかし、その販売員がいるとお客様は何故か寄ってきます。

やはりチョウチンアンコウとあだ名を付けただけあって、ライトの代わりに声を武器にお客様を呼び込んでいたのです。

人通りが少ない時には大きな声で声掛けをしながら、お客様の動向を見守っています。

そしてお客様が少し、2、3人でも近づいて来た時は、声のトーンを下げています。

なぜ???



これがスゴイ販売員の技!

遠くにお客様がいる時、近くにお客様がいる時。

その状況を見極めて、声のトーンを上げ下げする事がこのスゴイ女性販売員の技なのです。

遠くにいる時は聞こえるように大きな声で『おひとつからでもどうぞ』『ほんと良いものありますよ』なんて声掛けしていますが、お客様が近づいて来た時はどうかと言うと…

急に、ピンポイントで一人一人にささやき始めるのです。

『もう残りわずかなのでお客様だけに…』『少し安くしときますよ』なんて、ささやかれたら、お客様も買わざるを得ない状態に陥るのです。

そして、そうこうしているうちに、周りのお客様がどんどん近づいて来てしまう、いつものパターンに誘導しているのです。

本当にチョウチンアンコウそのもの!

そんな伝説の販売員がいました。

現在は、このスゴイ年配の販売員はすでに引退されていましたが、引退寸前まで同じように人だかりを作っていたのです。



販売員の見ている所

お客様の位置情報を察知し、声のトーンを変化させ、お客様を誘き出し、そして逃さない!

言い方が、少し悪いかもしれませんが、これは仕方がないものなのです。

百貨店という所には、たくさんの店舗があり、数え切れないくらいの商品があり、その商品を売る販売員も多く、でもお客様の人数は毎日決められた中での戦いなのです。

言い方は少し悪いかもしれませんが、販売している商品はかなり良い物なのです。

お客様のためにという、少しでもの気持ちがスゴイ販売員の見ている視点となり、スゴイ販売員の能力に火をつけてしまうものなのです。

なかなか出会う事ができませんが、デパ地下にスゴイ販売員がいるかもしれません。

1度探して見てはいかがでしょう!

知らない間に買っているかもしれませんよ!

次回はもう一人の男性販売員のスゴイ技をご紹介します。

それでは、また・・・



 

 

 

 

 

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