百貨店のデパ地下では、
お客様に買い物を楽しんで頂くために、
いろんな様々な技術を使って販売員が販売しています。
さてどんな販売方法があるのでしょう?
お店のイメージをよくする販売員の技術!
デパ地下で買い物していると、いろんなゾーンがあり、例えば、洋菓子売り場、和菓子売り場、惣菜ソーン、生鮮ゾーンなど、その他にもたくさんの売り場のゾーンがあります。
何気なしに買い物していると、お客様は知らない間にいろいろな売り場を認識していると思います。
聞こえてくる呼び込みの声でも、生鮮売り場なら、活気のある声掛けが聞こえてきたり、氷を使用し魚が並べられている売り場が生鮮売り場だと知らないうちにお客様は認識されています。
それはどこのゾーンごとでも同じで、デパ地下の雰囲気で何の売り場に来ているとかということが、お客様に認識させるようにしています。
そして、お客様がお店を決めてお買い物をするためには商品を発見しなければなりません。
お客様が商品を発見するきっかけ
デパ地下には、たくさんのお店とたくさんの商品が並んでいます。
さてお客様が商品を見つけて買うまでに、何がきっかけでその商品と出会ったのか?
それはいろんなパターンがあります。
例えば、販売員さんの呼び込みで知ったり、何気なしにお店を覗いた時に目に止まったり、来店前からデパ地下のチラシで商品の情報で知っていたりとか、いろんなパターンがあると思います。
お店は、商品を知っていただくためにアピールする必要があり、そこが非常に重要なきっかけとなるのです。
例えば、良くあるテレビなどを使いコマーシャルでお客様を呼び込む事は非常に簡単ですが、コストが高くなり、経営を圧迫してしまいます。
小さなお店や中小企業などでは、倒産の危険を伴います。
大企業であっても、広告に使用する予算の中から捻出して経営を圧迫しない様な形で取り組んでいるから可能なのです。
そこまでコストをかけなくてもデパ地下だからできる方法があります。
デパ地下だからこそできる販売員の技術
デパ地下と言えば、販売員さんの声かけや見せ方、ディスプレイなどでお客様を楽しませながら買って頂く、それこそが販売員さんの腕の見せ所ですね。
例えば、閉店間近の場合、できる販売員は少し早口で呼び込みを行います。
お客様は時間を気にしながら商品を探している状況にあり、少し煽る事でお客様の焦りを上手く使用し、商品の残りわずか感をアピールする事で、焦るお客様は知らない間に買ってしまうことがよくあるのです。
買い物して帰ってから、なんでこんな商品を買ってしまったのだろうと思った事はないですか?
それはうまい販売員さんに乗せられて買ってしまっているのです。
また、商品の残りわずが、あと何名さまですと言われてしまうと、なぜか買ってしまうそんなこともあるでしょう。
それだけではありません。
閉店前でなくても、お客様の少ない時間帯でも、開店してすぐの売り場でも、その時その時の状況に上手く対応してお客様に買って頂く方法が販売員にはたくさんあります。
お客様を喜ばす、お客様のための販売がある
ここまでの販売方法は、いかにも買って頂くことだけに重点を置いて販売している様に見えますが、実はそれだけではありません。
できる販売員には感覚的な余裕があり、お客様を喜ばす販売方法をたくさん持っています。
お客様のお見送り時にかける一言であったり、お客様の特徴を認識して、お客様の喜ぶ言葉を一言かけるだけで、お店のイメージも販売員の印象も変わって行きます。
好印象を与える販売員がある売り場は、お客様のファンも多くなって行き、売上も上がるでしょうし、リピーターのお客様が増えることで、どんなに天気が悪くても、厳しい状態であっても普段からお客様を喜ばすことを行なっている売り場は、何も分からずにただ販売している売り場とは、結果が全く違うのです。
本当に目指さなければいけないお店というのは、無意識で販売員がお客様を喜ばせることができる売り場作りだと思います。
デパ地下にはそんな優れた売り場があるのです。
そんな売り場を見つけてみてはいかがでしょうか?