百貨店の裏通路…
その裏では従業員しか買えない!
そんな商品が売られていた!
百貨店の従業員しか知らない事
前回の記事では、百貨店のセールや値引きについて書きましたが、今回はお客様には届かない、従業員だけが得をする従業員販売の実態について見ていきたいと思います。
前回は、食料品はその日のうちに販売しなければならないと大きなロスになり、現在のコロナウィルスでの緊急事態宣言の様な時代では、食品メーカーが、かなり厳しい状況だという話をしました。
本当に全国の百貨店は厳しい状況だと思われます。
徐々に自粛も解除に成りつつありますが、お客様が激減しています。
そんな中、百貨店の裏では、行列ができるほどに並んで(3密が言われてからは改善済み)いる売り場がありました。
その行列にもなっているのは、従業員しか買えない従業員販売です。
従業員販売とは百貨店のバックヤードにて行われている従業員のための販売形式(値引き販売)です。
どんなものが従業員販売されているか?
どんなものが値引き販売されているかと言いますと、
- ⑴ブランドのある商品
- ⑵催事商品 (普段は販売していないもの在庫過多のために値引きが起きる)
- ⑶惣菜、弁当類
- ⑷和菓子
- ⑸洋菓子
この様にいろんな商品が従業員販売されています。
1番のブランド力のあるメーカーや老舗の商品はよく販売されています。
なぜかというとお客様には値引きのイメージがなく、安くならない商品だと思われている商品。
売場で安く販売している事を見られたくないメーカーや老舗の思いから、裏では販売されていることがあります。
それも少し高めでの3割引、4割引などで販売されているのが現状です。
2番の催事商品は従業員販売で見かけます。
なぜかというと担当のバイヤーがこれぐらいは売れますよって、結構適当に売上予算を見ながら発注させます。
そしていざ売場の蓋を開けてみれば、全く売れないこともしばしば。
百貨店バイヤーは、全く痛くも痒くもありません。
泣くのはメーカーだけでこの様な事は日常茶飯事ですね。
3番の惣菜、弁当は、それほど従業員販売では見かけることがありませんが、たまに出てきます。
売場での商品量の調整ができる事で、防ぐことができます。
4番の和菓子は、たまに見かけますね。
和菓子も1番と同じ老舗の雰囲気があるので、従業員販売といえどもあまり安くはありません。
5番目の洋菓子は、通常の売場では、ほとんど値引きしないので、従業員販売が最後の販売方法といっても過言ではありません。
多いのはホールのケーキが半額以下、ロールケーキも半額、あとは日持ちできるチョコなんかもよく出ています。
結構なブランド品も販売しており、かなりお得ですね。
男性従業員も群がって買っています。
しかし、お客様は買えません…
今まで見てきた従業員販売ですが、これだけは、お客様には買えません。
もし買うのなら、従業員になるか、仲の良い従業員さんに買ってもらうしかありません。
そこまでする必要はないと思いますが、百貨店の裏側では、そんな販売があるのです。
いかがでしたでしょうか?
でも、消費期限の短いものよりも、売場にある普通に販売されているものを買う方が、美味しい事は間違いありません。
でもお値打ちなのは魅力的ですね。
それでは、またいろんな情報を楽しみにしていてくださいね。